制作指示書の作り方|上位ページから構成を組み立てる

キーワードだけを渡して発注すると、書き手は上位ページを調べ直すか勘で書くことになります。構成・外せない話題・答えるべき質問・分量の目安を1枚にまとめる制作指示書の作り方と、材料が無いときの書き方を解説します。

制作指示書とは、記事を書き始める前に「何を書くか」を1枚にまとめたもののことです。

キーワードだけを渡して記事を発注すると、書き手は上位ページを自分で調べ直すか、勘で書くことになります。どちらの場合も、上がってきた原稿を見てから「その話は入れてほしかった」と言うことになり、書き直しが発生します。

制作指示書の作り方は、載せるものを決めるところから

書き手が調べ直さずに済む状態にする、が基準です。逆に言えば、書き手が自分で調べたほうが速いものは載せなくて構いません。

項目 内容 なぜ要るか
狙う語と検索意図 語と、知りたい/やり方/比較 などの区分 記事の型が変わる
構成 H2の並び 書き出しで迷わせない
外せない話題 上位ページの何割が扱っているか 抜けると比較で見劣りする
答えるべき質問 検索結果の関連質問 そのままFAQ節になる
目安の分量 上位ページの中央値 短すぎ・長すぎを防ぐ
内部リンク 張る先と、その理由 後から張り忘れる
使える一次データ 自社の数字と出典表記 他所に無い価値になる
守ること 断定回避・数値の出典など 毎回同じ指摘を繰り返さない

構成は上位ページの見出しから作る

構成をゼロから考える必要はありません。その語で上位に出ているページのH2を3件ぶん並べると、共通する流れが見えます。

ただし、そのまま並べると使えません。「導入の手順」と「導入の手順とスケジュール」のように包含関係にある見出しは1本にまとめ、「ステップ1」「まとめ」のような中身の無い断片は落とします。この整理をしないと、見出しだけ多くて話が進まない構成になります。

「外せない話題」には言及率を添える

制作指示書の作り方でいちばん差が出るのがここです。

上位ページの多くが扱っている話題を並べるとき、何割が扱っているかを添えます。

「初期費用(上位の80%が言及)」と「導入事例(上位の30%が言及)」では、優先度が違います。割合が無いと、書き手は全部を同じ重みで書こうとして、分量が膨らみます。

分量は平均ではなく中央値で出す

目安の文字数を上位ページから出すとき、平均を使うと1本の長大なページに引きずられます。中央値を使います。

そもそも文字数は目標ではなく目安です。「3000字」と指定すると、書き手は水増しをしてでも3000字にします。分量は、その話題を扱いきると自然にこのくらいになる、という参考値として渡します。

制作指示書のサンプルを無料でお渡しします 狙いたい語を1つ教えていただければ、その語の指示書を作ってお返しします。

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材料が無いときは、無いと書く

検索結果を取り込んでいない状態でも、検索意図別の雛形から構成は作れます。そのときは指示書に「検索意図別の雛形(SERP未取り込みのため)」と明記します。

ここを曖昧にすると、書き手は「上位ページを調べた結果こうなった」と受け取ります。材料の出どころを偽ると、指示書そのものが信用されなくなります。

書き上がった原稿と照合する

指示書は渡して終わりではありません。上がってきた原稿に対して、話題の抜け・未回答の質問・張り忘れた内部リンク・分量不足を機械的に照合できます。

人がやると見落とします。特に内部リンクは、書いている最中は忘れやすく、公開後は誰も気付きません。

この基盤での扱い

制作指示書の作り方を仕組みにしたのが、この画面です。SEOBuilder では制作指示書の画面でキーワードを渡すと、上の項目が揃った1枚が出ます。取り込んだ検索結果があればそこから、無ければ検索意図別の雛形から作り、どちらで作ったかを指示書に書きます。

Markdown で出せるので、外部の書き手にそのまま送れます。原稿が上がったら、同じ指示書と照合して抜けを見ます。書き始めるところはエディタに繋がっていて、構成をH2として置いた状態から書けます。

用語の定義は用語集に、記事を出したあとの畳み方は棚卸しの記事にまとめています。

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参考情報

SEOコンテンツ運用制作指示書編集

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