記事は、出して終わりになりません。
配信だけを自動化しても、その前後は人が抱えたままです。何を書くかは調べ直しになり、 増えた記事は誰も畳まなくなります。SEOBuilder は決める・書く・出す・測る・畳むを 同じ場所で回します。どの工程も、判断の材料と理由を残します。
キーワードと指示書
サジェスト収集・競合・SERPから狙う語を決め、書き手に渡す1枚を作る。
エディタと診断
構成が入った状態から書き始め、打鍵しながら診断が回る。保存のたびに版が残る。
25媒体へ配信
自社を先に公開して正規URLを確定し、媒体の能力に応じて本文を出し分ける。
順位・流入・成果
自前計測とSearch Console・順位を突き合わせ、CVを取得チャネルまで辿る。
棚卸しと一括操作
全記事を7つの判断に仕分け、理由つきで提案する。実行は人が決める。
1. 決める — 勘で書き始めない
いちばん高くつく失敗は、誰も検索していない語で丁寧な記事を書くことです。 SEOBuilder はサジェスト(Google / DuckDuckGo の公開JSON)、競合のRSS、Search Console の 実データ、そして取り込んだSERPから、狙う語とその検索意図を決めます。
決まったら制作指示書を作ります。上位ページのH2を突き合わせた構成、 上位の何割が扱っているかを添えた「外せない話題」、関連質問、共起語、 自社の関連記事、他所に無い一次データ、そして表現の制約が1枚に載ります。 SERPが未取り込みなら、雛形から作ったと明記します。材料の出どころを偽らないためです。
指示書はMarkdownで出せます。外部の書き手にそのまま送れます。
2. 書く — 書き終えてから診断しない
エディタは指示書の構成をH2として置いた状態で開けます。 本文を打つと診断がその場で回り、スコア・指摘・見出しの入れ子が本文の隣に出ます。 書き終えてから別画面で診る形では、結局直しません。
保存のたびに直前の版が残ります。リライトは「前より良くなったか」を 比べられないと判断できません。版どうしの差分は行単位で見え、古い版に戻せます。 戻す前の状態も版として残るので、戻し過ぎも取り消せます。
3. 出す — 同じ本文をあちこちに貼らない
配信の詳細は仕組みに書いていますが、要点は1つです。
自社ドメインを先に公開して正規URLを確定し、canonical に対応する媒体にだけ全文を出す。
対応しない媒体には別原稿か、要約+リンクに落とします。
送る前に dry_run で中身を確認できます。
4. 測る — 数字に取得元を付ける
記事に1行タグを入れると、表示速度(LCP / INP / CLS)・滞在・スクロール深度・ CTAのクリック・離脱が集まります。Cookieは使わず、同意前は送りません。 Core Web Vitals は平均でなく75パーセンタイルで見ます。 平均だと、遅い端末で見ている人の体験が薄まって消えるためです。
コンバージョンは、そのイベント自体にリファラが無いため、放っておくと全部「サイト内」に落ちます。 訪問者が最初に入ってきたチャネルを取得元とみなして紐付け、 どうしても辿れないぶんは「未帰属」として隠さずに出します。
5. 畳む — 全部を手入れし続けることはできない
記事が数十本を超えると、どこに手を入れるかを決めること自体が仕事になります。 棚卸しは全記事を そのまま / 改稿 / 更新 / 統合 / 削除検討 / 様子見 / 判断不能 に仕分けます。
- 公開90日未満は評価しません。順位が付く前に消させないためです
- 4〜20位の記事を改稿の最優先に置きます。1ページ目まであと一歩が最も効きます
- 内容が重なっている組は「統合」を提案します。食い合う前に手を打つためです
- 閲覧数は絶対値でなく、そのサイトの分布の中で相対評価します
棚卸しは提案までで、何も実行しません。削除は取り返しがつかないので、 判断は人が下します。決めたあとの手数は一括操作が引き受けますが、 これも既定は dry-run で、外部に出る操作には確認トークンを要求します。
そのほか、この一周を支えるもの
用語集
「〇〇とは」で検索する人の入口。記事本文から候補を拾い、本文の初出だけ自動でリンクします。 公開面を見る
著者ページ
誰が書き、誰が監修したかを機械可読で出します。E-E-A-T の土台です。
承認フロー
下書き→レビュー→承認→公開。担当と期限を持ち、承認前は配信できません。
予約とカレンダー
公開時刻の予約、繰り返し、失敗の再試行と隔離。
重複の監視
自社記事どうしの類似度と、転載先が原本より上に出ていないかを見ます。
レポート
月次の流入・順位・配信結果を、クライアントに出せる形でまとめます。